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2024-11-11

Tips

WineのDXVKの設定

DXVKをWineプレフィクスに導入する方法を解説

Vulkanの設定

基本的にそのままでも動作するはずだが、環境依存でDXVK関連のエラーが出る。

$ vkcube

でちゃんと実行できるならここのセクションは読み飛ばしてOK。

ここでさらに

$ vkcube
vkEnumeratePhysicalDevices reported zero accessible devices.

Do you have a compatible Vulkan installable client driver (ICD) installed?
Please look at the Getting Started guide for additional information.

などと言われる場合は、使っているGPUに応じてパッケージを導入する。

// NVIDIA GPU
$ sudo pacman -S nvidia

// intel
$ sudo pacman -S vulkan-intel 

// !!ここ以下は未確認!!
// AMD CPU
$ sudo pacman -S amdvlk 
// Radeon GPU
$ sudo pacman -S vulkan-radeon

※Radeon GPU/AMD CPU付属GPUをつかう環境がないので、適宜環境に合わせて選択する。

これらのドライバを当てた上でも動かない場合は、

$ VK_ICD_FILENAMES=/usr/share/vulkan/icd.d/intel_icd.x86_64.json vkcube

というように、手動で使用するICDドライバを指定する。自分のIntel CPUのiGPU環境だと上記のように手動で指定しないと動かなかった。そういう場合は~/.config/environments.d/**.confなどからデスクトップ環境にもVK_ICD_FILENAMESなどを割り当てたほうがいい。

DXVKをWineプレフィクスにインストール

$ yay -S dxvk-bin

でDXVKのバイナリをダウンロードし、

$ setup_dxvk install

でWineプリフィクスにインストールする。


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