感想
思ったよりさらにデフォルトで何もなくて、そこからいろいろ自分でカスタマイズしていく感じが楽しい。最悪壊れてもはじめの何もない状態からやり直せばいいみたいな気楽さがあって却って安心感がある。公式リポジトリのものでもパッケージがほぼ最新で、Debian sidほど壊れてなくて、AURになんでもあって、Archコミュニティすげえなって感じ。
結局CUIだけでパーティションレイアウトを決めないといけないところが一番ハードルだった。GPTとかMBRとか、さらにEFIブートとかいろいろあってその辺ある程度知ってないと難しい。最終的には自分はGPTでパーティションレイアウトは
Number Start (sector) End (sector) Size Code Name
1 2048 67110911 32.0 GiB 8200 swap
2 67110912 1875384974 862.3 GiB 8300 root
3 34 2047 1007.0 KiB EF02
こんな感じ。「Arch インストール」とかでググるとパーティションを /boot だけ別にしてる記事が多いけど必要性を感じなかった。960GBのSSDなのでスワップを32GBも取るという富豪設定。金は力。
その辺よく分からないから自動で全部やってほしい〜って人はManjaroとかAntegosを使えばいいんじゃないですかね(それであなたが満足できるなら)。
MATEとCompizで使っている
- Archは前のGNOME環境で使っていたけど、やっぱりパネルでカスタマイズできないのが不便という印象
- GTX670という4年前のだけどそこそこのグラフィックカードを積んでいるので3D対応のものが良い
- MATEは普段から使い慣れている。Cinnamonは以前使った感じあまりしっくり来なかった
以上の点からMATE + Compizを選択。アニメーションがグリグリ動いて楽しい。飽きてきたら今度こそタイル型に挑戦したい。
困ったことなどメモ(随時更新)
fusion-iconが起動しない
$ sudo pacman -S libappindicator-gtk3
See FS#48838 : [onboard] Missing Dependency
Compizを使っているとウィンドウフレームが消える
Compizのgtk-window-decoratorがバグいのでおとなしくEmeraldを使う